シャンパンは英語のアクセント

地球温暖化が進めば、英国の景観は変わるだろうか? この数年、英国南部の平均気温が上昇し、新しい農法の扉が開いた。フランスの一部の生産は、シャンパーニュのテンロールに匹敵する石灰質の土壌に魅了され、英国でのブドウ園拡張を考えている。その中にテタンジェ社がある。2015年以来、ケントに69ヘクタールを所有、ドメーヌ・エブルモンで5月初旬、初のブドウを植えた。以前の果樹園だった20ヘクタールには、ピノ・ノワール、ピノ・ミュニエ、シャルドネを植えた。一方、ヴランケン・ポメリー社は、ハンプシャーの石灰岩斜面を購入。

 

  

これは「イギリスのシャンパン」と言えるだろう。この表現は、シャンパーニュ・テタンジェの経営者であるダミアン・ル・シューアール氏を戸惑わせることになる。「当然、私達のノウハウ、プレス、アサンブラージュの技術を用いるが、素材にもよる。テタンジェのシャンパンを作ろうとすることは問題ではない。むしろ対照的に、少しずつ良いものを作るために試行錯誤はするが、違いはある。アイデンティティの決定には数年かかるだろう」。実験的と見なされている新しい種類のブドウ園は、特に細かい気泡を好む英国市場の為に、スパークリング・ワインを提供することを意図している。「シャンパンの量と志向について競争するのではなく、海を越えて新しい空間を創造することを予定している」。ルイ・ポメリーの下で販売する初のヴランケン社のキュヴェは、2019年に予定。テタンジェ社は、ドメーヌ・エブルモンの初のボトルを味わうには2023年まで待つことになるだろう。